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2018年01月22日

【知 識】NTTドコモ スーパーマーケットとアプリで食品ロスを削減する実証実験


NTTドコモは、東京都環境局資源循環推進部計画課が公募した「持続可能な資源利用に向けたモデル事業」の一環として、2018年1月19日から2月28日までの41日間、東京都中央区の「miniピアゴ入船1丁目店」において、スマートフォンアプリを活用し、賞味期限・消費期限が近くなった食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど(※1))を付与することによって、食品ロスを減らす仕組みである「EcoBuyTM」(※2)の有効性について実証実験を行っている。

世界では年間13億トン(※3)もの食品が食べられることなく捨てられているという現状があり、日本においても、全国で年間621万トン(※4)の食品ロスが発生している。食品ロスの削減のためには、可燃ごみ中で大きな比率を占める食品廃棄物の発生抑制が不可欠である。

今回のモデル事業では、この課題に対して、スマートフォンアプリを活用し、賞味期限・消費期限が近い食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど)を付与することによって、食品ロスを減らす仕組みの有効性の検証を行う。

実証実験では、消費者が賞味期限・消費期限の近くなった食品を積極的に購入することで、店舗から定価の約20%相当のポイントを付与する。食品ロス問題について消費者の意識向上を図り、また廃棄量の削減を促すことによって、食品ロス問題の継続的な解決を支援する。

※1 「dポイント」のほか、同モデル事業では楽天Edyのポイントも付与
※2 「EcoBuy」とは、スマートフォンアプリを活用して、賞味期限・消費期限が近い食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど)を付与することによって、食品ロスを減らす仕組み
※3 出典:国連食糧農業機関(FAO)
※4 出典:環境省 食品廃棄物などの利用状況(2014年度推計)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識