2018年01月15日
【環 境】旭化成建材 最高性能の断熱材「ネオマゼウス」の販売開始
旭化成建材は、従来展開しているフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」および「ネオマジュピー」の断熱性能を10%高めた「ネオマゼウス」がJIS認証および主要な防火構造認定の取得等の準備が整ったことを受け販売を開始した。平成29(2017)年4月から開始された省エネ基準適合化などの住宅における断熱性能の高性能化が進行するなか、同社は「ネオマゼウス」の開発販売を準備していた。
旭化成建材のフェノールフォーム断熱材製品は、いずれもノンフロン発砲で最高レベルの断熱性能を有し、その断熱性能を長期にわたって維持でき、フェノール樹脂の特長を生かし優れた耐熱燃焼を備えている。平成12(2000)年10月の「ネオマフォーム」の発売以来、戸建住宅から、一般建築、産業用途などさまざまな分野で幅広く採用されてきたが、とりわけ戸建住宅の中で高い断熱性能を目指す住宅に多く採用されている。「ネオマゼウス」は、従来の「ネオマフォーム」で使用している炭化水素系ガスに、地球温暖化係数の値がより小さいHFOを加えることで、発砲ガスの環境性能を向上させている。よって、今回「ネオマゼウス」が加わることで、よりその展開が広がることが期待される。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】
