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2017年12月25日

【アジア】阪急阪神エクスプレス ベトナムの物流倉庫を増床し自社オペレーション開始

阪急阪神エクスプレスのベトナム現地法人である阪急阪神エクスプレス(ベトナム)は、ホーチミン市近郊のドンナイ省ロンビンコンテナデポ内に、2017年年1月に開設した物流倉庫「ホーチミン ロジスティクスセンター(略称:HOLC)」を増床し、12月1日より自社オペレーションを開始した。

ロンビンコンテナデポは、タンソンニャット国際空港、カトライ港とのアクセスに優れ、周辺には日系含めて多くのEPE(Export Processing Enterprise=輸出加工企業)が進出している。

HOLCは、倉庫面積2,700m2の内半分を保税エリアに設定、保税エリア内には湿度対策としての空調施設を備え、主要取扱商品である電子部品や工業用資材の保管品質を高めている。

一般倉庫での在庫管理・流通加工、国内向けJIT配送(※1)のみならず、輸出入通関、非居住者在庫(※2)の管理、バイヤーズコンソリデーション(※3)、カンボジア向けのクロスボーダー輸送(※4)など、保税倉庫ならではの総合物流サービスを提供し、ベトナムに於ける旺盛な倉庫・輸送需要に対応する。


※1 JIT配送
必要な部品(商品)を必要なときに必要な数量だけ納品する方式、”Just in Time Delivery”

※2 非居住者在庫
ベトナムに拠点を持たない外国企業が同国で持つ在庫(海外在庫)

※3 バイヤーズコンソリデーション
ベトナム国内やアセアン諸国を中心とする海外のサプライヤー企業からの貨物を集約しフルコンテナ貨物(FCL)として、海外の最終荷受人向けに出荷するサービス

※4 クロスボーダー輸送
トラックによる国境を越えた(クロスボーダー)陸送サービス

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア