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2017年12月14日

【流 通】DNP VRを活用した高齢者の健康に寄与するサービスを開発


大日本印刷(以下:DNP)は、高齢者がVR(Virtual Reality仮想現実)コンテンツを鑑賞しながら、足こぎペダルとハンドルの操作による軽度の運動で、VR空間内を自由に回遊することができるサービスを開発した。高齢者の運動不足の解消を促し、健康寿命を延ばす取り組みとして、2017年度中に実証実験を開始する。

高齢者の約8割は健康不安を抱えているものの、運動そのものには無関心であるといわれている。介護が必要となる前に高齢者の運動を習慣化し、自立生活期間を伸ばすことが、超高齢社会における医療・介護費の増大という大きな社会課題の解決に繋がると考えられる。

これまでDNPは、画像・情報処理技術を駆使しコンテンツ鑑賞システムを開発してきた。今回そのノウハウをVR制作に応用し、高齢者が仮想空間を体験しながら快適に運動できるサービスを開発した。

このサービスは、足こぎペダルとハンドルで操作する運動器具と、VRコンテンツで構成されている。
高齢者は、VRコンテンツをみながらペダルを漕ぎハンドルを操作することで、あたかもVR空間内を回遊しているような体験をすることができるため、楽しみながら運動することができる。また、快適に仮想空間を体験できるように、VRコンテンツの動作制御を行うモジュールやインターフェースにおいて“VR酔い”しにくい工夫を盛り込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通