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2017年12月13日

【物 流】2017年9月[復航] 日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き動向(速報値)


日本海事センターは、平成29(2017)年9月分の日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(復航の速報値)を発表した。

同月の米国からアジアへの荷動き量は、52.0万TEU(8.0%減)で前年比は3カ月連続で減少となった。7月から9月の四半期別では156.1万TEU(9.7%減)で、1月から9月累計では500.2万TEU(0.8%減)となった。

アジアの主要国別にみると、増加したのは日本のみで、中国、韓国、台湾は減少となった。日本は、品目別上位の肉及びその調整品(12.2%増)や家具及び家財道具(4.9%増)が2カ月ぶりに増加し、6.2万TEU(1.0%増)で2カ月連続の増加となった。

減少となった中国は、品目別上位の木材及びその製品(22.9%増)が21カ月連続で増加した一方、紙、板紙類及びその製品(30.8%減)が12カ月連続で、動物用飼料(61.4%減)が19カ月連続で減少となり20.5万TEU(11.8%減)で6カ月連続の減少。韓国でも上位品目の動物用飼料(9.0%減)、紙、板紙類及びその製品(2.2%減)の他、レンジ等の合成樹脂(25.5%減)が減少し、5.0万TEU(2.5%減)で3カ月連続の減少。台湾は鋼材及びその製品(31.9%減)、金属スクラップ(83.8%減)、 野菜及び種苗類(36.6%減)等が大幅に減少しており、3.5万TEU(11.8%減)で3カ月連続で減少となった。

地域別でみると、ASEANはインドネシア(17.9%増)、マレーシア(13.1%増)、タイ(3.8%増)等が増加した一方、ベトナム(33.9%減)が大幅な減少をしたこと等で、全体では10.1万TEU(7.1%減)で5カ月連続の減少。南アジアは、スリランカ(56.7%増)以外が減少となったこと等で、全体では4.4万TEU(4.2%減)で3カ月連続で減少となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流