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2017年11月29日

【流 通】カネカ 高い断熱性能の断熱材「カネライトフォームα」開発


カネカは、押出法ポリスチレンフォーム断熱材において、世界最高の断熱性能(熱伝導率 0.020W/m・K)を有するカネライトフォームα(アルファ)を開発した。

カネライトフォームαは、断熱性能を決める熱移動の三要素(輻射・伝導・対流)の輻射と伝導に着目、高断熱性発泡剤の高濃度分散技術など独自技術で熱移動を抑制し、従来品カネライトフォームFXと比較して約10%断熱性能が向上した。

カネライトフォームαによって、2020年に義務化が予定されている新築住宅における省エネルギー基準(※1)やネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)(※2)基準、2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)(※3)の水準を、断熱材の厚みを大幅に増やすことなく達成させることができる。

※1 「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」に規定された建築物のエネルギー消費性能基準

※2 高断熱化、高効率な省エネルギー設備、および再生可能エネルギーの使用により年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロまたはマイナスの住宅にするための基準

※3 建築、設備、創エネがバランスよく調和した住宅の断熱性能の水準を研究発表した委員会で、ZEHを超える断熱性能を提案

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通