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2017年11月13日

【物 流】日本・アジア/米国コンテナ貨物の荷動き動向(2017年8月[復航]速報値)


日本海事センターが、平成29(2017)年8月分の日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(復航の速報値)を発表した。

同月の米国からアジアへの荷動き量は、52.4万TEU(10.8%減)となり、前年比は2ヶ月連続で10%を超える減少となった。また1月から8月の累計は447.0万TEUで前年同期比は0.2%減少となった。

アジアの主要国別に見ても日本、中国、韓国、台湾の全てが減少となっている。日本は、品目別で上位の動物用飼料(9.4%減)、肉及びその調整品(5.9%減)、家具及び家財道具(13.7%減)等の減少により、5.7万TEU(8.8%減)で3カ月連続の減少となった。中国では上位品目の紙、板紙類及びその製品(18.8%減)が11カ月連続で、動物用飼料(63.9%減)が18カ月連続で、家具及び家財道具(20.2%減)が5カ月連続で減少しており、上位品目の減少が続き、22.0万TEU(10.4%減)と5カ月連続の減少。韓国では動物用飼料(18.5%減)、肉及びその調整品(10.6%減)、家具及び家財道具(1.4%減)等の減少により4.9万TEU(1.4%減)で2ヶ月連続の減少。台湾では、金属スクラップ(84.1%減)が5カ月連続で大幅な減少となり、鋼材及びその製品(4.2%減)、紙、板紙類及びその製品(35.1%減)等も減少した結果3.7万TEU(8.6%減)で2カ月連続の減少となった。

地域別では、ASEANはタイ(5.1%増)、インドネシア(0.9%増)等が増加となった一方、ベトナム(46.1%減)が大幅な減少をし、全体では9.9万TEU(15.6%減)で4カ月連続の減少となった。南アジアは、スリランカ(86.8%増)以外が減少し、全体では4.3万TEU(8.2%減)と2ヶ月連続の減少となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流