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2017年10月31日

【流 通】JR西 電車の屋根上・パンタグラフ・車輪状態を自動的に把握できる監視装置導入


JR西日本は在来線の車両配置箇所に、地上設備を用いて自動的に電車の屋根上、パンタグラフおよび車輪の状態を把握できる機能を有する車両状態監視装置を導入する。これにより、安全性・車両品質の向上、メンテナンス業務の適正化に取り組んでいく。同装置は、電車が設置区間を通過する際に屋根上、パンタグラフ、車輪の状態を自動で測定、記録する。導入効果は以下の3点。

・屋根上、パンタグラフ、車輪の状態を測定する頻度が高くなるので、これらに起因する不具合の未然防止につながる
・車輪の状態を測定する頻度が高くなる為、車輪転削(車輪を正常な状態に削る作業)をより状態に応じて実施できるようになり、乗り心地の改善につながる
・人が作業していた検査を装置に置き換えることで、高所作業の減少や車両床下狭小部での作業が減少し、作業の安全性が向上する

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通