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2017年10月31日

【知 識】宇部興産と中国電力 海外炭の共同輸送でコスト低減


宇部興産と中国電力は,海外炭の共同輸送を実施する。山口県と両社を含む港湾利用企業7社が出資するやまぐち港湾運営(※1)を2017年9月に設立後,初めての共同輸送となる。

この共同輸送は、石炭共同輸送による輸送コストの低減を目的として,積出港,輸送時期および必要量等の調整を行った結果,インドネシア炭の共同輸送について合意に至った。今回の取り組みが,物流コストの低減を図る瀬戸内エリアでの「国際バルク戦略港湾(※2)」の整備・推進に資することを期待している。

※1 やまぐち港湾運営
平成23(2011)年5月に「徳山下松港・宇部港」が国土交通省の「国際バルク戦略港湾」に選定された後,両社を含む港湾利用企業が設立した「山口県国際バルク戦略港湾連携協議会(以下「協議会」)」,および山口県と協議会メンバーが設立した。

※2  国際バルク戦略港湾
貨物の大量輸送による産業の国際競争力強化を目的に,バルク貨物(石炭,穀物など包装せずばら積みされる貨物)の大量輸送の実現とそれによる物流コストの低減に向け,国内の港を選定し集中的に整備するとともに,共同輸送などの企業間連携を促進する取り組み。石炭では徳山下松港・宇部港などが選定。国内の港を選定し集中的に整備するもの

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識