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2017年10月24日

【環 境】ヤマト運輸 三菱ふそうの電気小型トラック「eCanter」導入


ヤマト運輸は、三菱ふそうトラック・バス(以下 MFTBC)が開発した電気小型トラック「eCanter」を、平成29(2017)年11月より宅急便などの集配に使用する車輌として関東地域で順次導入する。

ヤマトグループは企業の社会的責任である環境保護活動を「ネコロジー」と総称し、輸送の「包む」「運ぶ」「届く」はもちろん、その他のさまざまな取り組みで環境にやさしい物流の仕組みづくりを進めており、これまでも、都市部での台車等を利用した集配の拡大や共同輸送の推進、低公害車の導入など、環境負荷の低減に努めてきた。

MFTBCは世界初の量産電気小型トラックとして「eCanter」を開発した。「eCanter」は欧州での数年にわたるテスト運用を通して、環境に優しく経済性に優れていることが証明されており、今日の都市が抱える騒音や排出ガスの課題を解決し、未来の都市内配送を担うカギとなると考えている。

ヤマト運輸は、大幅な環境負荷低減による「ネコロジー」の推進はもちろん、振動が少ない「eCanter」の導入によるセールスドライバーの作業負荷の軽減および安全運転の支援、排気ガス削減による職場環境の改善など、社員が安心して働ける健全な労働環境のさらなる構築に向けて、「eCanter」を25台導入する。

「eCanter」導入のメリット
1環境負荷を大幅に軽減
 電動で駆動するため排出ガスを一切出さず、環境負荷を大きく軽減できる。
2セールスドライバーの作業負荷軽減
 従来のディーゼル車と比較し、振動が少ないため、セールスドライバーの身体的な負担を軽減することができる
3コストの低減
 燃料を使用せず、また従来のディーゼル車に搭載されていた排ガス除去装置等が不要になるため、ランニングコストを低減することができる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】