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2017年09月29日

【物 流】平成29(2017)年8月分 日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き動向


日本海事センターが、日本・アジア(18カ国・地域)/米国間のコンテナ荷動き量(往航の速報値)を発表した。

2017年8月の米国からアジアへの荷動き量は、156.2万TEU(7.3%増)で過去最高を更新するとともに、初の150万TEU超えとなった。また、同年1月から8月の累計は1,078.1万TEU(5.6%増)で前年実績を上回った。

アジアの主要国別に見ると、日本、中国、韓国、台湾全てで増加となった。日本は品目別で上位を占める自動車関係部品(自動車部品4.6%増 車両機器及び部品9.7%増)や一般電気機器(16.4%増)が増加し、2ヶ月連続の増加となる6.0万TEU(1.3%増)。中国では家具及び家財道具(11.7%増)や繊維及びその製品(4.4%増)、一般電気機器(5.4%増)等の増加により102.9万TEU(6.7%増)で2カ月連続の増加となり、更に初の100万TEU超えとなった。韓国では一般電気機器(22.2%増)や車両機器及び部品(18.4%増)、レジン等の合成樹脂(21.7%増)等が数カ月連続で増加しており、6.9万TEU (5.3%増)で3カ月ぶりの増加。台湾は建築用具及び関連品(5.3%増)、自動車部品(11.9%増)等が増加し、6.0万TEU(1.8%増)で3カ月ぶりの増加となった。

地域別では、ASEANはベトナムが初の10万TEUを超え、10.1万TEU(19.5%増)と過去最高を記録した。またタイ(15.5%増)、マレーシア(13.0%増)、インドネシア(9.1%増)等が大幅に増加し、全体では過去最高の23.5万TEU(14.5%増)を記録した。南アジアはパキスタン(2.0%減)以外が増加し、全体では7.9万TEU(10.6%増)で2ヶ月連続の増加となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流