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2017年09月29日

【流 通】日本工営 駐車場におけるネットETCカード決済の試行運用でモニターを募集


日本工営は、2017年10月からETC2.0普及促進研究会は駐車場におけるネットワーク型ETC技術(※1)の試行運用を実施することとし、ETCカード決済のモニターを募集する。同社はETC2.0普及促進研究会(※2)の各社と共同で「ETC多目的利用サービスの拡大」に向けて取り組んでいる。

ETC2.0普及促進研究会は、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」の中において示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、各社が持っている技術及びノウハウの粋を集約し、「ETC多目的利用サービスの拡大」の実現に向けて検討を進めてきた。

また、検討に際してはNEXCO中日本を通じて国土交通省の指導を得て、セキュリティが確保された安全なシステム運用の実現が可能である目途がついたことから、駐車場においてネットワーク型ETC技術を活用した試行運用を行った。この一連の技術面・運用面の検証を実施するために、駐車場におけるETCカード決済のモニターを募集する。

※1 ネットワーク型ETC技術
遠隔地に設置したセキュリティ機能を有した情報処理機器と駐車場等における複数の路側機を通信ネットワークで接続し、路側機で取得した情報を集約させて一括処置することで、ETCカードを用いた決済の安全性を確保する技術

※2 ETC2.0普及促進研究会
ETC2.0民間利用を普及促進するべく、路側機器開発から決済システム開発、そして市場開発、利用者開発までを共同で技術研究開発と同時に民間ビジネス開発を行うために集った各専門分野の会員がともに活動している

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通