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2017年09月26日

【知 識】広島銀行と富士通 ロボットによる業務自動化の実証実験を実施

広島銀行と富士通は、広島銀行の行内業務において、人の作業を代替するソフトウェアのロボットによる業務自動化(以下 RPA(※))の適合性を検証する実証実験を、2017年9月から約5カ月間行う。

今回、広島銀行にてRPAの適合性があると見込まれるデータ集計などの複数の行内業務において、富士通がKofax Japan(以下 Kofax)のRPAパッケージ「Kapow10(カパゥテン)」を用いてロボット開発を実施し、業務ごとの適合性を整理する。この実証実験を通じて、広島銀行では、将来的なRPAの全行適用による、抜本的な業務効率化の実現と付加価値の高いサービスの提供を目指す。

近年、子育てや介護などで働く時間に制約がある社員の増加や、全社的な労働時間削減に対応するため、企業における働き方改革が求められている。その中でRPAは、人が実施している作業をソフトウェアのロボットにより補完・代替するソリューションとして、導入ニーズが高まっていることから、広島銀行はRPAの全行適用に向けた実証実験を富士通と共同で開始することになった。

※ RPA Robotic Process Automation
これまで人間が行っていた定型作業をソフトウェアロボットが代替することで、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みを行うことである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識