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2017年09月21日

【流 通】日本ユニシス 大都市圏居住者に地方への就労を支援する情報サービスの実証実験開始


日本ユニシスは大都市圏居住者に地方都市での就労を支援する情報サービスの実証実験を開始する。すでに長野県飯田市、山梨県甲州市、福井県鯖江市、岩手県八幡平市、新潟県南魚沼市(順不同)からの協力を得ており、2017年9月5日、これら地方都市からの就労情報などを発信するWebサイト「YOITOKO(R)(よいとこ)」を開設した。

日本ユニシスは、今後、一人ひとりが複数の仕事に従事するワークスタイル、複数の地域に拠点を置くライフスタイルが一層進展し、多所属型社会「Smart Join(スマートジョイン)社会」の到来を予見している。

大都市で働く人材には、自己実現の場として、地方での就労も含め職場以外での活動への関心が高まっているが、多忙を極める日常からそれらに関する情報に触れる機会がない。一方、地方都市では、移住者の獲得や、観光振興など、地域外からヒトを誘致する活動が活発となっている。

こういった状況を受け、同社は、大都市に生活の軸足を置いたまま地方都市での就労や居住を希望する人材に、「YOITOKO」を通じて、地方自治体、NPO法人、教育機関、企業などが実施するプロジェクト情報を提供する共に、人材と地域のマッチング、レコメンドといったサービスも展開する。人口減少、高齢化の問題を抱える地方都市は、同サービスを通じて、大都市人材の地方誘致を図ることが可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通