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2017年09月15日

【物 流】平成29(2017)年8月分 JR貨物 輸送動向


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)が、平成29(2017)年8月分の輸送動向を発表した。

台風5号や静岡地区の大雨の影響により、同月全体で高速貨133本、専貨8本(前年 高速貨376本、専貨8本)が運休となった。

コンテナの同年実績は1,735千トン(前年実績1,649千トン 前年比5.2%増)となった。品目別輸送実績では、前年に比べ比較的災害が少なかったこと等が影響し、全ての品目で前年を上回る結果となった。ドライバー不足を背景に鉄道への切り替えが進んでいる積合せ貨物は、関東・東海・関西発九州向けを中心に好調で224千トン(前年実績202千トン 前年比11.0%増)。国内自動車販売台数が増加している自動車部品も堅調に推移し、61千トン(前年実績47千トン 前年比27.7%増)。農産品・青果物は、北海道地区からの今年度産の生野菜・玉葱・馬鈴薯の出荷が旺盛で156千トン(前年実績150千トン 前年比3.7%増)。エコ関連物資では、関東内・北海道内での建設発生土輸送等が順調に推移し42千トン(前年実績36千トン 前年比14.6%増)となった。

車扱は、同年実績685千トン(前年実績708千トン 前年比3.2%減)となった。品目別では、石油が配送の見直しに伴い鉄道への切り替えが進んだことから前年を上回り466千トン(前年実績457千トン 前年比1.9%増)となった。一方、セメント・石炭石は需要減少等により大幅な減少をし103千トン(前年実績131千トン 前年年比21.4%減)となった。

コンテナと車扱の合計は、2,420千トン(前年実績2,357千トン 前年比2.7%増)となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者