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2017年09月15日

【流 通】三菱地所レジデンス 親子で考える防災ツール「そなえるドリル」を開発


三菱地所レジデンスは、子どもにも防災を身近な事柄として考え、行動につなげてもらうため、親子で考える防災ツール「そなえるドリル」を開発した。また、三菱地所グループ物件の防災訓練等で活用している「そなえるカルタ」も、「そなえるドリル」の公開に合わせて、2017年9月1日から「ザ・パークハウス防災プログラム」ホームページ上でダウンロードできる。三菱地所レジデンスは、これまで管理会社の三菱地所コミュニティと協働し、マンションの防災活動(防災計画策定・防災訓練実施)のサポートを継続的に行ってきた。

「そなえるドリル」の特長は以下の4点

 (1)子どもが取り組みやすい身近な内容で考えられる
 (2)自分や家族のことを実際に書き込める
 (3)大人を巻き込み、親子や家族単位で想定する
 (4)足りない備品や家族の決めごとを共有できる

三菱地所レジデンスは、マンション居住者へ防災ツール「そなえるカルタ」を活用し、東日本大震災の生の声を届けている。2016年に発生した熊本地震の事例も新たに「そなえるカルタ」に追加し、今後居住者に届けていく予定にしている。この取り組みを通じて、マンション居住者が新たな気付きを得るきっかけづくりの提供や災害への備えを進めているが、その行動を更に拡げるため、今般、親子で考える防災ツール「そなえるドリル」を開発した。子どもの学びを起点に、大人を巻き込む「そなえるドリル」は、家族ぐるみで具体的な行動につなげることが可能となる。「子どもの取り組みやすさ」「コミュニケーションのしやすさ」の観点から、2015年9月に防災協定を結んだ学校法人自由学園と協働で開発している。

今後は、マンションの防災備品を活用した訓練において「そなえるドリル」を利用するほか、小学生向け防災ワークショップや学校法人自由学園の防災授業等で活用を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通