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2017年09月05日

【物 流】2017年6月 トラック輸送情報


国土交通省は「トラック輸送情報(2017年6月分)」を発表した。

調査対象24社における特別積み合せ貨物の同年6月の輸送量は、約5,598千トンであった。前年と比べて総輸送量が約395千トン増加したため、前月比107.6%(季節調整済み99.8%)であった。前年同月と比較すると約200千トン増加したため、103.7%の実績となった。

調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況では、前月と比べて品目別トータルでは、輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。主な増加要因としては、品目ごとの工場・生産地からの貨物増となっている。倉庫から出る貨物では「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」で増加が見られた。地域別では、関東・中部・近畿・中国地方で貨物が増加している。

前年同月比では、品目別トータルでは輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは工場・生産地からの貨物増として「金属製品」、「機械」、「食料工業品」、「日用品」が挙げられた。倉庫から出る貨物では「金属製品」、「機械」で増加が見られ、地域別では関東・北陸信越・愛知・近畿で増加している。

全国の一般貨物トラック事業者(同月回答事業者793社/調査対象事業者数992社)の輸送量は、前月比106.2%、前年同月比105.7%であった。地方運輸局別の前月比では、全ての地域で前月を上回っており、特に大きく増加したのは北海道(110.4%)、沖縄(108.3%)であった。北海道では、建設関連の需要増加により、とりわけ「木材」、「砂利・砂・石材」、「セメント」が増加した。沖縄では、商社・問屋からの貨物増加により、特に「取り合わせ品」「機械」の輸送量の増加が見られた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連