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2017年09月04日

【物 流】国交省「平成29年度 船員安全・労働環境取組大賞」を発表


国土交通省(以下、国交省)は、「平成29年度 船員安全・労働環境取組大賞」3件の取組を選定した。

「船員安全・労働環境取組大賞」は、平成29(2017)年度から「船員安全取組大賞」の名称を改めたうえで、受賞対象を拡大された取り組み。前身の「船員安全取組大賞」は平成26(2014)年度から実施されている。

一般企業からの応募より、日本の物流を支える船で働く船員や事業者に対し、安全運航や船員の労働災害の防止・健康管理・労働支援に関する先進的で優良な取組を選定し、幅広く周知展開している。今回選定された取組は下記の通りである。

@浪速タンカー:安全運航部門「作業省略撲滅による無事故・無災害達成への取り組み」
概要:会社の事故災害や原因を分析し、類似事故の防止を図る為に社内に委員先を設置。船内労働において省略してはならない各種作業を抽出し、船内ポスター等で周知徹底を図り、船員災害防止に役立てる。

Aアジアパシフィックマリン:労働支援部門「女性の就労支援」
概要:働きやすい職場づくりのため、各種ハラスメント(パワー、セクシャル、モラル)の防止を目的としたホットラインを設置。乗組員の諸問題点の未然防止と早期発見のために陸上職員が電話やメールで対応している。

BAシップ:労働支援部門「ライブカメラを活用した船内作業管理支援取組み」
概要:船内にライブカメラを設置し、リアルタイムでの船員の作業内容や航海中の情報等をモニタリングしている。またレーダーやAISと併用し陸上からリアルタイムで危険作業や作業手順等をアドバイスし、危機回避や災害防止に努めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連