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2017年09月01日

【アジア】五洋建設 バングラデッシュで港湾工事を受注


五洋建設は、住友商事よりマタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業における港湾工事を受注した。受注金額は日本円換算で約1,620億円、単独工事としては過去最大規模となる。工期は77カ月で2024年1月に竣工を予定している。

マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業では、日本政府が推進する質の高いインフラ輸出の一環として、近年増大するバングラデシュの電力需要に応えるため、同国南部に位置するマタバリ地区に国内最大の発電所を建設する。JICA(国際協力機構)による円借款事業で、住友商事・IHI・東芝のコンソーシアムがバングラディッシュ電力公社から受注している。

五洋建設は、住友商事の発注で、石炭船を受け入れるための総延長14kmにわたる航路浚渫、航路への埋め戻りを低減するための防砂堤構築、発電所用地の埋立・地盤改良を主な内容とする港湾工事を担当する。五洋建設はこの事業の準備工事である先行浚渫工事を同電力公社より受注・竣工させた。先行工事の実績と高い技術力・マネジメント力が認められ、今回の受注に至った。

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投稿者:gotsuat 09:30| アジア