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2017年08月29日

【物 流】日本・アジア/米国間コンテナ貨物の荷動き動向発表(2017年7月(往航)速報値)


日本海事センターが、平成29(2017)年7月の日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き量を発表した。

同月のアジア(18カ国・地域)から米国へのコンテナ荷動き量は、2カ月ぶりに増加し、145.5万TEU(8.0%増)で過去2番目の荷動きとなった。

国別では東アジアの主要国である日本、中国が増加した。日本は品目別上位を占める自動車関係部品(自動車部品8.4%増、車両機器及び部品14.9%増、タイヤ及びチューブ5.9%増)が増加し、5.7万TEU(5.9%増)で2カ月ぶりの増加。中国も家具・家電製品等(家具及び家財道具13.7%増、一般電気機器4.2%増)の増加により94.7万TEU (8.3%増)で5カ月連続の増加となった。

一方、韓国、台湾は減少となった。韓国は自動車関係部品(自動車部品19.8%減、タイヤ及びチューブ18.3%減)や紙、板紙類及びその製品(18.0%減)が減少したことにより、6.8万TEU(1.1%減)で2カ月連続の減少。また台湾も2カ月連続で減少しており、品目別上位の建築用具・家具等(建築用具及び関連品1.9%減、家具及び家財道具3.7%減)の減少や、床材・ブラインド等のプラスティック製品(5.9%減)の減少等が起因し、5.2万TEU(2.0%減)となっている。

地域別ではASEANが2カ月ぶりの増加となる22.6万TEU(12.8%増)で過去最高を記録した。特にタイは初めて5万TEU台(20.2%増)となり、ベトナムの9.6万TEU(22.4%増)とともに過去最高を更新している。南アジアでもスリランカ(30.9%増)、パキスタン(15.7%増)が過去最高を更新し、全体では7.8万TEU(13.8%増)で2カ月ぶりの増加となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流