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2017年08月24日

【環 境】大成建設 循環式養液栽培方式を用いた壁取り付け型緑化システムを開発


大成建設は、中国電力エネルギア総合研究所と共同で、循環式養液栽培方式を利用した壁取り付け型緑化システムを開発した。

壁面緑化は、建物壁面に繁茂した植物により直射日光を遮るため、都市部でのヒートアイランド現象の抑制技術として有効とされているのみならず、建物に緑の景観を付与する手法としても着目されている。一方、壁面に沿ってプランターを設置するため比較的土壌が乾燥し植物が枯死しやすく、また施肥など植生を維持管理する作業に手間がかかるという課題があった。

そこで、両社は共同で、循環式養液栽培方式を適用し、プランター底面から養液を回収し循環させる排水管を備えた壁取り付け型緑化システムを開発した。

同システムは、建物の壁面規模に合わせて複数のプランターを縦・横方向に連結し、自由に配置できる壁取り付け型の緑化システムで、プランター上部にメッシュ状の登はん補助材を設置し、そこにつる植物を繁茂させて壁面を緑化する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】