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2017年07月27日

【環 境】三井造船 マレーシアにコンテナクレーンのアフターサービス拠点を設立


三井造船は、同社が製造・納入したコンテナクレーンのアフターサービス(改修・更新工事、部品販売)を行うことを目的に、2018年1月にマレーシアのクランにサービス拠点を設立する。

同社が製造するコンテナクレーンは、東南アジアを中心に全世界に納入されており、岸壁用ガントリークレーン(ポーテーナ)350基以上、ヤード用トランスファークレーン(トランステーナ)1200基以上の実績がある。
 
マレーシアのクラン港は、世界12位(2016年)のコンテナ取扱量を誇り、同社コンテナクレーンの最大顧客であるWestports Malaysia社が経営するターミナルが同港の貨物の7割以上を扱っている。同サービス拠点は、今後、電気品更新、省エネ・能力アップ改造等の現地工事、及び予備品・消耗品の需要が予想されるWestports Malaysia社、及びマレーシア他港に上述のアフターサービスを提供する。

同社は、2017年度から始まった中期経営計画の戦略の柱として「製品・サービスの付加価値向上」、「周辺サービスの拡大・強化」を掲げている。同サービス拠点は、その施策として「成長分野であるコンテナクレーンのアフターサービス事業」に注力するために、「グローバル事業体制の強化による事業・サービス領域の拡大」と「顧客密着型アフターサービスの提供」の一環として設置される。将来的にはマレーシア周辺国を含めた東南アジア地区のコンテナクレーンのアフターサービス事業拠点として事業展開を行う計画である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】