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2017年07月25日

【物 流】2017年6月(往航)の「日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き動向」速報値

日本海事センターが、2017年7月、アジア・米国間の6月分コンテナ荷動きの動向を発表した。

同月のアジア(18カ国・地域)から米国への荷動きは、4カ月ぶりの減少で130.6万TEU(2.0%減)となった。

国別に見ると、東アジアの主要国である日本、中国、韓国、台湾は減少した。要因として、日本では品目別上位を占める自動車関係部品(自動車部品12.7%減、車両機器及び部品0.6%減、タイヤ及びチューブ18.0%減)の減少が挙げられ、3カ月ぶりの減少となる5.3万TEU(11.4%減)となった。中国でも、品目別上位の繊維及びその製品(5.2%減)、一般電気機器(1.4%減)、おもちゃ(1.2%減)の減少が影響し、4カ月ぶりの減少で85.2万TEU(0.6%減)となった。韓国でも自動車関係部品(自動車部品30.8%減、タイヤ及びチューブ4.0%減)と床材・ブラインド等のプラスティック製品(16.2%減)の減少が影響し、3カ月ぶりの減少となる6.5万TEU(8.8%減)となった。台湾では家具及び家財道具(0.3%減)、床材・ブラインド等のプラスティック(5.9%減)等の減少が影響し、4カ月ぶりの減少となる5.0万TEU(1.2%減)となった。

地域別に見ると、ASEANではベトナム(1.6%増)等、増加した国もあったが、マレーシア(9.6%減)、インドネシア(5.8%減)等の減少により、全体では14カ月ぶりの減少となる19.4万TEU(1.9%減)となった。南アジアでも、インド(2.9%増)等が増加した一方、バングラデシュ(14.0%減)、パキスタン(17.0%減)の大幅な減少等により、全体では3カ月ぶりの減少となる6.9万TEU(1.4%減)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流