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2017年07月31日

【アジア】明電舎 インドのアンドラ・プラデ−シュ州電力へ400kVの変圧器を初出荷

明電舎は、インドにある変圧器製造・エンジニアリング会社であるプライム明電(以下、PML)が2017年7月11日、インドのアンドラ・プラデ−シュ州電力会社へ400kV315MVAの変圧器を出荷した。同製品は、明電グループで製造する変圧器では最大電圧クラス。今回の実績により、インドの電力市場へのさらなる事業拡大が見込まれる。

従来PMLでは中形変圧器の生産を主体としてきたが、変電需要の増加が見込まれるインドでの事業拡大を目的に、400kVの大形変圧器の生産体制を整えた。400kV変圧器は、PMLとして州電力会社へは初出荷、また2017年3月に定格容量270MVAを発電会社に初納入したことに続いて2台目の実績となり、今後の超高圧大形変圧器の拡販が期待できる。

現在、世界の変電機器市場はグローバルメジャー企業とローカル企業がシェアを占有している。明電舎は、PMLのインド立地条件の優位性と今後の事業拡大の加速を目的に、2016年6月にPML株式の追加取得を行い子会社化した。インドの変電設備は今後も継続的な伸びが期待できることに加え、明電グループのネットワークを最大限活用しASEAN地域やアフリカ市場への拡販も目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア