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2017年07月05日

【物 流】トラック輸送情報(平成29年4月分)


国土交通省(以下、国交省)は、平成29(2017)年6月30日に、「トラック輸送情報(平成29年4月分)」を発表した。

特別積合せ貨物の同年4月の輸送量では、調査対象が24社で、5,484千トンという結果となった。前月比は、総輸送量が約464千トン減少し、92.9%(季節調整済み101.0%)となった。また、前年同月比は、約35千トン増加したため100.6%となった。

調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況では、前月に比べ輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。主な減少要因には、工場・生産地からの貨物減が挙げられる。また、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」、「日用品」で、季節的需要減が「日用品」等で見られた。地域別では、関東地方、北陸信越、中部地方、近畿地方、中国地方で貨物減となった。品目別に前年同月で比べると、「金属製品」、「機械」を除く品目で貨物量が減少したと回答する事業者があった。

全国の一般貨物トラック事業者(本月回答事業者814社/調査対象事業者990社)の同年4月の輸送量は、前月比93.0%、前年同月比102.4%となった。地方運輸局別の前月比では、全ての地方が減少する結果となり、最も減少したのが中国地方の88.2%であった。また、前年同月比では、沖縄(116.4%)が大幅な増加をし、中部地方(95.9%)、近畿地方(98.6%)は減少した。運輸局別、品目別増減状況(対前月比)では、とりわけ「機械」や「日用品」等の減少が見られた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連