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2017年07月03日

【物 流】「日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き動向」2017年5月(往航)速報値


日本海事センターはアジア米国間の2017年5月分コンテナ荷動きの動向を発表した。

同月のアジア(18カ国・地域)から米国へのコンテナ荷動き量は、3カ月連続で前年比10%を超えており、今回の11.2%増144.9万TEUは、過去2番目の荷動きとなった。

国別にみると、日本(16.6%増)、中国(10.7%増)、韓国(10.5%増)、台湾(5.3%増)全てが増加をした。要因として、日本では自動車部品関係(自動車部品 17.4%増、車両機器及び部品 24.6%増、タイヤ及びチューブ 13.9%増)の増加により、5.3万TEUで2カ月連続の増加となった。中国は、家具及び家財道具(17.3%増)、繊維及びその製品(8.7%増)、一般電気機器(2.7%増)の増加で、94.4万TEUとなり3カ月連続で増加をした。韓国は、一般電気機器(24.4%増)、車両機器及び部品(12.0%増)、レンジ等の合成樹脂(18.3%増)の増加により7.4万TEUとなった。台湾は建築用具及び関連商品(8.3%増)、自動車部品(17.8%増)等の増加で、5.8万TEUとなり3カ月連続増加した。

地域別に見ると、ASEANではインドネシア(5.4%増)、タイ(21.1%増)、ベトナム(21.5%増)の増加により、全体で12.1%増の21.5万TEUとなり13カ月連続の増加となった。南アジアは、バングラデシュ(0.6%減)以外が増加し、全体で20.7%増の7.9万TEUとなり2カ月連続の増加となった。

※( )内は対前年同月比を示す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 国際物流