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2017年06月30日

【環 境】日本特殊陶業 タイで新工場を建設 自動車用各種センサの生産体制を強化


日本特殊陶業は、自動車用各種センサの需要拡大に対応するため、タイに新工場を建設する。

世界各国でますます厳しくなる燃費・排ガス規制の強化に伴い、排ガス中の酸素濃度を検出するセンサをはじめ、同社の各種センサの需要が拡大している。特に、欧州地域を中心に、新興国においても環境規制強化の動きが加速している。

タイNGKスパークプラグ(以下:タイNGK)は、アジア諸国における自動車用センサの製造拠点として、2010年に生産を本格的に開始した。今回、各種センサの生産拡大に伴い、既存工場に隣接する土地へ新たに工場の建設をおこなうことを決定した。かねてよりタイNGKで生産しているジルコニア酸素センサと温度センサに加え、新たに全領域空燃比センサの生産を計画している。

2017年11月に新工場の建設に着工し、完成次第、順次生産を開始する。新工場建設と能力増強に伴う投資額は、約120億円を予定している。2023年までに、タイNGKでのジルコニア酸素センサの生産能力を約2倍に、温度センサの生産能力を約2.5倍に引き上げていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】