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2017年06月06日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(2017年3月分)


国土交通省(以下、国交省)は、2017年5月30日に「トラック輸送情報(2017年3月分)」を発表した。

特別積合せ貨物の同年3月の輸送量では、調査対象が24社で、5,947,768トンという結果となった。前月と比べ総輸送量が約937千トン増加し、前月比118.7%、前年同月比103.2%となった。

また、調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況では、前月に比べ全ての品目の輸送量が増加したと回答する事業社が多かった。主な増加要因は、工場及び生産地からの貨物増であった。品目別前年同月比でみると、「金属製品」「機械」が増加となった。また、倉庫から出る貨物増は「機械」「日用品」で、季節的需要増は「日用品」等でみられた。地域別対前月比では、関東地方、北陸信越、中部地方、近畿地方、中国地方で貨物増となった。

全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者791社/調査対象事業者数1,007社)の同年3月の輸送量は、前月比106.3%、前年同月比102.0%となった。また、運輸局別、品目別増減状況(対前月比)では、「食料工業品」「日用品」「取り合せ品」がとりわけ増加となった。地域別対前月比では、中国のみ輸送減で93.0%となった。一方、対前月比で大幅な輸送増となったのが沖縄の133.9%であった。品目別では、季節的需要増により「取り合せ品」が増加し、さらに「鉄鋼」「日用品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:50| 行政関連