<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年06月06日

【流 通】クボタ 有人監視下での無人による自動運転作業が可能な「アグリロボトラクタ」のモニター販売開始


クボタは、『ファームパイロット(Farm Pilot)』シリーズのGPS農機第三弾として、有人監視下での無人による自動運転作業(耕うん、代かき)を可能にした「アグリロボトラクタ」を、業界に先駆けて市場投入すべく、2017年6月からモニター販売を開始する。

国内農業は高齢化に伴う離農や委託により、営農規模の拡大が進んでいる。その為、短時間で農作業を効率よく、且つ正確にできる農業機械が求められている。

クボタは、作業者が乗車した状態での自動操舵(オートステア)機能による一部作業の自動化は進めてきたが、同時に、有人監視下での無人機1台による自動運転作業及び、無人機と無人機の監視機能を装備した有人機の2台を使用した協調制御技術の開発も進めてきた。

既に昨年、GPS農機第一弾として高い精度が求められる田植え作業において、直進時のみ自動操舵走行が可能な「直進キープ機能付田植機」(2016年9月)と、第二弾として直進だけでなく曲線経路も自動操舵走行が可能な「畑作用大型トラクタ」(2016年12月)を発売した。

今回のアグリロボトラクタは、既に発売済みのGPS農機よりさらに高度化した自社開発のRTK−GPSユニット(IMU一体型)やオートステアリング、安全装置を搭載し、農作業の高効率化や高精度化、省人化、さらには軽労化を図り、日本農業の活性化を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:45| 流通