2017年05月11日
【物 流】全ト協 「トラック運送業界における不正改造車排除運動」の要項発表
全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成29(2017)年5月1日に、不正改造車の排除運動を、同年6月1日から6月30日までの1ヶ月間行うことを発表した。この運動は、国交省が不正改造車の暴走行為、過積載及び大気汚染や騒音等の要因を鑑み行っている。そして、トラック運送業界についてもトラックに対象を絞った不正改造車を排除するため、今回全ト協では、6月を強化月間とした運動を実施する。主な実施内容は以下の通り。
・全ト協HP、全ト協「広報とらっく」5月15日号に運動内容を掲載し、トラック事業者等へ広く知らせる
・適正化事業巡回指導時に、事業所への啓発及び指導の実施(チラシ配布)
主な不正改造項目
・前面ガラス、運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼りつけ
・土砂等運搬用のダンプ車の荷台さし枠の取り付けやリアバンパの切断、取り外し
・基準外のウイング(エア･スポイラー)の取り付け
・騒音の増大を招くマフラーの切断、取り外し、騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラーの装着
・大型貨物自動車の速度抑制装置の取り外し、解除、不正な改造、変更等
・不適性な二次架装
・ディーゼル黒煙を悪化させる燃料噴射ポンプの封印の取り外し
・不正軽油燃料の使用
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
