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2017年04月21日

【環 境】東芝 自立型水素エネルギー供給システムをJR東日本武蔵溝ノ口駅に設置


東芝は、JR東日本から受注した自立型水素エネルギー供給システム「H2One」の納入が完了、川崎市にあるJR南武線武蔵溝ノ口駅で営業運転を開始した。

「H2One」は、再生可能エネルギーと水素を活用して電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システムであり、太陽光発電、蓄電池、水素製造装置、水素貯蔵タンク、純水素燃料電池により構成されている。

JR東日本は、CO2フリー水素エネルギーの利活用推進に向け、省エネルギー・再生可能エネルギー等、様々な環境保全技術を駅に導入する取組「エコステ」を実施している。武蔵溝ノ口駅は、「エコステ」のモデル駅としてリニューアルされ、その一環として同システムが導入された。

武蔵溝ノ口駅で営業運転を開始した「H2One」は、災害時にライフラインが寸断された場合においても、系統電源に頼ることなく必要なエネルギーを供給することができる。災害時には同駅を一時滞在場所として活用する為、平常時にタンクに貯めておいた水素を用いて燃料電池で発電、コンコースやトイレ等の駅構内の照明用に供給する。平常時には、電力はホーム上の照明に供給し、お湯はホーム待合スペースに設置するウォームベンチを温める為に活用する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】