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2017年04月03日

【知 識】「静岡県産品の販路拡大に向けた連携協定」締結


静岡県、静岡銀行、ヤマト運輸とANAグループのANA総合研究所は、「静岡県産品の販路拡大に向けた連携協定」の締結した。

静岡県は、世界文化遺産「富士山」や世界農業遺産「茶草場農法」など多くの世界水準の地域資源を有し、その豊かな自然を生かして、お茶、みかん、温室メロン、いちご、さくらえびなどさまざまな特産品が生産されている。これらの県産品の販路拡大を図るため、香港や台湾、シンガポールなど海外への輸出に取り組んできたが、更なる取引の拡大に向け、小口輸送の活性化や、海外の消費者ニーズの把握、農産物の輸送時における鮮度保持、輸出時の通関手続きなどが課題となっている。

ヤマト運輸とANAグループは、国内の輸送リードタイム短縮に加え、沖縄国際物流ハブを基点としたアジア圏へのスピーディーかつ高品質な輸送ネットワークを構築し、日本全国の「旬」の食材を鮮度を保ったままアジア圏へお届けする「産直・お取り寄せモデル」の実現に向けて取り組んでいる。今回、4者は連携協定を締結し、それぞれが有する資源やノウハウを有効活用することにより、県内の事業者や生産者に対し、海外展開に有益な輸送ルートを提供するなど、県産品の販路拡大に向けて取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識