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2017年03月14日

【環 境】丸紅とOKI 次世代型ETCを活用した社会実験を開始 トラック輸送を効率化


丸紅と沖電気工業(以下、「OKI」)は、国土交通省国土技術政策総合研究所が公募する「ETC2.0車両運行管理支援サービス」に関する第U期社会実験(以下、「当実験」)に関して共同で取り組みを進め、平成29(2017)年3月よりETC2.0を活用した物流事業者向け車両運行管理支援サービス実験を開始した。

丸紅およびOKIは、当実験で丸紅の100%子会社である丸紅無線通信の無線通信サービスとOKIのETC2.0に対応した車両運行管理支援サービス「Locoもび」を組み合わせ、丸紅の100%子会社である丸紅ロジスティクス(以下、「MLOGI」)および丸紅グループのアルテリア・ネットワークス(以下、「アルテリア」)に車両運行管理支援サービスを提供する。

MLOGIおよびアルテリアは、それぞれ数十台規模での車両運行管理実績があり、当実験では、ETC2.0の仕組みを活用して、動態管理を含めた車両運行管理支援サービスを提供することで、運行効率の改善・向上を図ると共に、ETC2.0を活用したサービスの有効性を評価する。

丸紅およびOKIは、当実験の結果を踏まえ、ETC2.0関連領域から拡大して、スマートフォンの位置・加速度情報、OBD-Uの燃費・車速等情報、ウェアラブルデバイスの心拍数情報等のビックデータを収集・分析・活用する事で車両運行管理の効率化、運転日報の自動生成、運転手向け安全運転支援、労務管理まで実現して、業務の多様化・複雑化と労働力不足に直面する物流業務の環境改善・効率化を図るIoTソリューションを企画している。

丸紅は、法人向けMVNO・MVNE事業者の丸紅無線通信を通じて、IoT・格安SIM事業者等向けに平成29(2017)年1月末時点で約53万回線の無線回線を提供すると共に、当年度より位置情報管理や映像監視・分析等のIoTサービスを開始している。今後も単純な回線販売に留まらず、IoTサービスを検討される事業者様向けに、丸紅グループの総合力を活かして、無線機器・回線からクラウド、アプリケーション開発まで含めたIoTソリューションをワンストップで提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 環境