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2017年03月07日

【物 流】全ト協 「準中型免許」への対応で「自動車識別シール」を作成


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、「準中型免許」の新設に係る改正道路交通法が平成29(2017)年3月12日から施行され、準中型免許制度創設されるのに伴い、新免許の区分と運転可能な車種との関係をわかりやすく整理し公表した。加えて、車種が細分化されることで知らずに資格のない車両を運転してしまう可能性があることから全ト協と日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)が共同でトラックの種類を識別しやすい「自動車識別シール」を貼付(任意)するよう呼びかけた。

免許の種類は従来が普通・中型・大型であったが、普通・準中型・中型・大型へと増え、積載量や車両総重量の区分も細分化と変更が行われる。この変更が無免許運転を誘発する懸念があり、事業者の管理している自動車の種類が識別しやすいシールの作成を全ト協が行った。

このシールの販売は日貨協連が受け持っており、販売価格は20シール入りのシートが1枚1,500円(税・送料別)である。ただし、トラック協会もしくは日貨協連傘下の協同組合に加入している事業者は1,000円(税・送料別)で購入が可能である。シートの種類は下記の通りである。

・Aタイプ「準中型車」(車両総重量3.5トン以上5トン未満)
・Bタイプ「準中型車」(車両総重量5トン以上7.5トン未満)
・Cタイプ「準中型車」(車両総重量7.5トン以上8トン未満)
・Dタイプ「準中型車」(車両総重量8トン以上11トン未満)
・標準タイプ(A〜Dタイプ各5シート入り)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者