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2017年02月20日

【物 流】JR貨物 輸送動向(1月分)


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は平成29(2017)年2月15日に同年1月分の輸送動向を発表した。1月度は、新潟地区をはじめ各地での風雪害や東海道線線路支障などの影響を受け、高速貨207本、専貨12本(前年同月:高速貨216本、専貨4本)が運休となった。

コンテナについては新車販売の好調に伴い、大手自動車メーカーの自動車部品(69千トン/前年同月比131.1%)が東海地区発東北地区向けで荷量が倍増し、前年を大きく上回った。また、エコ関連物資(40千トン/同比107.5%)は北海道内での建設発生土輸送が好調に推移し、前年を上回った。その他にも化学工業品・化学薬品が堅調に推移した。

一方で、農産品・青果物(154千トン/同比94.1%)が東北・新潟地区からの民間流通米輸送が低調に推移し、前年を下回った。また、紙・パルプ(256千トン/同比97.7%)が印刷紙・コート紙の需要の落ち込みにより減送した。他にも輸送障害の影響を受け、積合せ貨物(187千トン/同比98.3%)が前年を下回った。結果、コンテナ全体で1,651千トン、同比101.6%となった。

車扱については石油(603千トン/同比103.7%)が気温低下に伴い好調な荷動きとなった。加えて、セメント・石灰石(143千トン/同比117.5%)が需要好調に伴い前年を上回り、車扱全体でも896千トン、同比107.3%となった。

コンテナ貨物・車扱貨物の合計は、2,547千トン、同比103.5%であった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者