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2017年02月10日

【物 流】高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」を実施


平成29(2017)年2月7日、国土交通省(以下、国交省)は高速道路ネットワークを賢く使う取組の一環として全国3か所の道の駅において、高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」の試行を行うことを決定した。

全国の高速道路において、道の駅などの休憩施設同士の間隔が概ね25km以上離れている空白区間が約100区間存在している。そのため今回の試みでは、休憩施設の不足に対応し、良好な運転環境を実現するために、ETC2.0搭載の車両が高速道路を降りて対象の道の駅等に立ち寄った後、一定の時間内に再進入した場合には、降りずに利用した金額のままとなる。ターミナルチャージの再徴収はなく、長距離逓減も継続される。実施箇所は以下のとおりである。

実施箇所
@高崎玉村スマートIC〜道の駅「玉村宿」(群馬県佐波郡)
A新城IC〜道の駅「もっくる新城」(愛知県新城市)
B徳山西IC〜道の駅「ソレーネ周南」(山口県周南市)

今後の取組として国交省は、他の全国の休憩施設の間隔が概ね25km以上ある約100区間についても半減することを目指し、これにより休憩施設等の不足を解消し良好な運転環境を実現するとともに、地域の活性化を図っていくこととしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連