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2017年02月01日

【環 境】商船三井 LNG燃料ケープサイズバルカーの研究開始を6社共同で合意


商船三井は、DNL GL(本社:ノルウェー)、RIOTINTO(本社:オーストラリア/英国)、BHP BILLITON(本社:オーストラリア/英国)、WOODSIDE ENERGY(本社:オーストラリア)、SHANGHAI MERCHANT SHIPDESIGN AND RESERCH INSTITUTE(SDARI、本社:中国)と6社共同でLNG燃料ケープサイズバルカーの検討を始めることで合意し、シンガポールで、合意文書の調印式を行った。

この共同研究プロジェク’’GREEN CORRIDOR(緑の回廊)’’は今後より一層厳しくなるNOx・SOx排出規制(註)の国際条約発効に先行し、LNG燃料ケープサイズバルカーの技術面、経済性に関する研究を行う目的としている。
 
(註)船舶からのSOx排出については、船舶からの海洋汚染等を防止する国際条約である海洋汚染防止条約(MARPLO条約)付属書W(大気汚染防止)において規定され、北米等の大気汚染物質放出規制海域(ECA:Emission Control Area)では硫黄含有量が0.1%以下の燃料油を使用する必要がある。一般海域(ECAを除く全海域)では、平成32(2020)年に使用燃料油の硫黄含有量上限が、現行基準の3.5%から0.5%へ引き下げられる見込みで、既に就航している船舶にも適用される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 環境配慮型輸送用機器【取り組み内容別】