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2017年01月18日

【環 境】三菱商事 インドの配電系統安定化のための蓄電システム実証プロジェクト推進


三菱商事は、米国の大手独立系発電事業者であるAES Corporation(以下、AES)とインドのデリー近郊で配電事業を展開するTate Power Delhi Distribution Limited(以下、TPDDL)と蓄電システム運用の実証プロジェクト推進について基本合意した。

三菱商事とAESが、TPDDLの変電所内に1万キロワット(10メガワット)級の最先端蓄電システムAdvancionを設置し、3社共同でTPDDL管内の7百万戸以上に繋がる配電系統の安定化を実証するものである。

インド政府は、慢性的な電力不足の解消、温室効果ガス排出量の削減及び深刻化する大気汚染の改善を目指し様々な政策を掲げている。その一環として風力や太陽光等の再生可能エネルギーの積極的な導入を計画しているが、自然条件に左右される電源である為、配電系統の不安定化や需給バランスにギャップが生まれることが課題とされている。蓄電システムの導入により、このような課題を解決することで停電のリスクの低減が期待されている。同社は、同プロジェクトを通じAdvancionの有用性を実証し、インドを含むアジア・オセアニア地域で同システムの拡販を目指している。また、Advancionの広範囲に亘る活用を進め、再生可能エネルギー導入の拡大、送電コストの削減、温室効果ガス排出量の低減に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】