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2017年01月16日

【環 境】JX石油開発、世界最大規模のCO2回収プラント運転開始


JX石油開発は、米国のNRG Energy(以下NRG)と共同で進めている「老朽化油田からの飛躍的増産とCO2の放出削減を同時に実現するプロジェクト」の主要設備である、CO2回収プラントの運転を平成28(2016)年12月29日に開始した。

同プロジェクトでは、石油増進回収の技術が用いられており、テキサス州のW.A.パリッシュ石炭火力発電所から排出されるCO2を回収し、同発電所の南西に位置するウェスト・ランチ油田に圧入することで、生産量を現在から約40倍の日量12,000バレルに増加させ同時に大気へのCO2の放出量を年間約160万トン削減することが可能となる。

同プラントは、日量4,776トンのCO2回収能力を持ち、燃焼排ガスからCO2を回収するプラントとしては世界最大規模となる。

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投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】