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2016年12月20日

【物 流】国交省 改正物流総合効率化法に基づく総合効率化計画を認定


国土交通省(以下、国交省)は申請された総合効率化計画について平成28(2016)年12月14日付で認定・公表した。

国交省は同年度に「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」を一部改正しており、物流分野における労働力不足・多頻度小口輸送等に対応すべく、2以上の者が連携して流通業務の総合化と効率化、環境負荷低減や省力化を促進する取組みを幅広く支援している。今回認定された計画は、特定流通業務施設の整備を伴う取組みとして法改正後に初めて認定されたものとなっている。計画内容は、航空機関連部材の約100万点におよぶ部品についてで、概要は下記3点である。また、平成29(2017)年2月から業務開始が予定されている。

・複数に分散していた保管拠点・輻輳していた輸送網を集約
・トラック台数の減少・積載効率を高めることにより、CO2排出量を約23%削減
・トラック予約受付システム(※)を導入し、効率的な荷受け作業を実施し、手待ち時間を80%削減


※トラック予約受付システムの概要
【トラック側】
1.前日までに事務所のパソコンから荷卸時間・バースを予約
2.運転手は翌日の荷卸時間・バースをスマートフォン等で確認
【倉庫側】
1.事務所で翌日の予約状況を確認
2.予約状況を見ながら作業計画を作成
3.フォークマンは作業計画に基づく荷卸作業を実施(荷卸する車両は倉庫ディスプレイ又は手元のタブレット端末等で確認)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連