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2016年12月20日

【流 通】パーク24 日本初 道路上にカーシェアリングステーション設置


パーク24は、2016年12月20日より、国土交通省が実施する「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験」に参加する。

この社会実験は、国土交通省が地下鉄駅に近接した箇所に道路上のカーシェアリングステーションを設置し、公共交通とカーシェアリングの連携強化による、公共交通の利用促進の可能性を検証するために実施される。業務等の利用者が多い地下鉄大手町駅の出入り口に近接し、乗り換え利便性の高い国道1号の道路上にいわゆる小型モビリティによるカーシェアリング用のステーションを設置し、道路上におけるカーシェアリングの有用性を分析・検証する。道路上にカーシェアリングのステーションを設置するのは、国内で初めて。

パーク24は、2009年にカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を開始し、ミヂカでベンリな移動手段とするべく、車両数及び展開エリアの拡大に取り組んでいます。加えて、カーシェアリングの利便性向上の可能性を探るため、様々な社会実験・実証実験に参画してきた。

2015年4月から、超小型EVによるワンウェイトリップ方式のシェアリングサービスの実証実験「Times Car PLUS × Ha:mo」を東京都内で実施している。東京都心部(千代田区・中央区・江東区など)を中心に車両約60台、79のステーションで展開し、近距離の移動手段として、公共交通利用後の移動手段と利用されている。今回の社会実験で設置された路上ステーションは、「Times Car PLUS × Ha:mo」の1ステーションとして運用する。同12月15日には新たに9カ所のステーションがオープンしたことから、社会実験スタート時には89のステーションへの移動が可能となる。

通常のカーシェリング(ラウンドトリップ方式)とは異なる、目的地近くのステーションで車両を返却できるワンウェイトリップ方式のステーションを、ビジネス街の道路上に設置することにより、カーシェアリングの有用性はさらに高まるものと考えられる。パーク24は、「タイムズカープラス」を通じて様々な機関と社会実験等を行うとともに、公共交通と連携しやすい場所へのカーシェアリング車両の配備を進め、ストレスのない移動が可能な「快適なクルマ社会の実現」に向けて取り組む。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通