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2016年11月30日

【流 通】ヤンマー 稲作の省力化・低コスト化技術「密苗」に対応した乗用田植機を追加発売


ヤンマーは新型田植機「YR−Dシリーズ」の追加仕様として、高密度に播種した苗を正確に植え付ける「YR−D密苗仕様」4機種を2016年12月1日より販売する。また、田植機オプションとして、「YR−J/RJシリーズ」に対応した「密苗キット」を追加し、2017年2月より販売を開始する。

ヤンマーの「密苗」は、通常育苗箱当たり乾籾で100〜150gの播種量を250〜300gと高密度に播種し、その苗から慣行同様に3〜4本ずつかき取り移植を行うことで、苗箱数や資材費、作業時間を大幅に減らし、田植え作業の省力化とコスト削減を実現した。

2016年春より、密苗モニター実証試験を各地の大規模農家、農業試験場を中心に342ヶ所で実施した。実証試験では、多くの利用者から「密苗」による省力化・低コスト技術に対し、高い評価を得ている。今回、田植機「YR−Dシリーズ」に密苗仕様を追加することにより、利用者の購入コスト、組付工数の低減、スムーズな商品提供が可能になった。また、「YR−J/RJシリーズ」に対応した「密苗キット」の追加により、4条植えから8条植えまで密苗移植に対応した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通