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2016年11月24日

【知 識】ヘッドウォータースとフューブライト・コミュニケーションズが戦略的協業を開始


ヘッドウォータースとフューブライト・コミュニケーションズはロボティクス事業における戦略的協業を開始した。

コミュニケーションロボットは現在、企業や店舗による導入が進んでいる一方で、"ビジネス活用"にうまく取り組めている事例は少ない。そこでヘッドウォータースでは、目新しさによる“集客”という役割にプラスして、より実用的な"業務"を遂行し、世の中で活躍できるロボットの普及に挑んでいる。コミュニケーションロボットアプリ開発事業にいち早く参入して多くのロボットアプリ開発実績を築いてきただけではなく、国内最大級のロボットアプリ開発体制を敷いている。2015年には、そのノウハウを活用したクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」を展開し、人工知能(AI)を始めとした様々なWebサービスと連携して、より高機能なロボットアプリを続々とリリースしている。

フューブライト・コミュニケーションズは、介護業界での多くのロボアプリ実証実験を通し、ロボットアプリコンテストに2連続最優秀賞受賞、さらにはアジア太平洋高齢者ケア・イノベーションアワードで最優秀賞を受賞し、新たな領域におけるロボットアプリ活用を提案・開発している。

両社は「今後、世の中でロボットを普及させ市場を拡大していくためには、より多くの経験とロボット活用場面の提案、充実したアプリ開発体制、サービス連携と運用体制が必要である」という考えに共感し合い、協業を開始するに至った。協業第一弾として、フューブライト・コミュニケーションズが実施するロボットコンサルティングやアプリ開発に、ヘッドウォータースのクラウドロボティクスサービス「SynApps」のテクノロジーを活用し、ロボット技術およびロボット導入におけるコンサルティング領域とマーケティング領域の連携強化を図る。

協業を通じて、ヘッドウォータースの得意としている小売店や金融業における接客ロボットと、フューブライト・コミュニケーションズが得意とする介護・ヘルスケア領域における高齢者対話ロボットの知見を融合させることで、より実用的で活用しやすいロボットアプリの展開が可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 知識