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2016年11月16日

【流 通】東急電鉄 世界最小の落し物追跡タグ「MAMORIO」を活用した忘れ物通知サービスを試験導入


東京急行電鉄(以下、東急電鉄)は、忘れ物の早期発見・通達・受け渡しを目的に、2016年11月15日から約6カ月間、東急線渋谷駅でMAMORIO株式会社(以下、MAMORIO社)の落し物追跡タグを活用した忘れ物検索・通知サービスを試験導入した。

MAMORIO社は、Bluetooth Low Energyを搭載した世界最小(35.5mm)の落し物追跡タグ「MAMORIO」(以下、追跡タグ)及び「MAMORIO アンテナ」(以下、専用アンテナ)を活用した忘れ物通知サービスを展開している。ベンチャー企業と東急グループの事業共創を目的とした「東急アクセラレートプログラム2015」に応募していたことから、協働が実現した。

このサービスでは、追跡タグを付けた所持品を紛失した際、MAMORIO社が提供する「クラウドトラッキング機能」によって、紛失物の位置情報を確認することができる。具体的には、追跡タグから発信されている位置情報を、駅などの公共施設に設置する本サービスの専用アンテナが受信することで、紛失物の位置情報を通知することができる。

今回の試験導入では、専用アンテナを東急線渋谷駅の忘れ物受付所に設置することで、追跡タグの付いた忘れ物のアンテナから一定範囲内にいる持ち主に、位置情報を通知することができ、忘れ物の早期受け渡しが可能となる。今回の試験導入では、利用者からの意見をもとに、検知精度について改良を図ると共に、紛失時の連絡先のお知らせを含むサービス改良についても検討する。今回の実験結果を踏まえ、MAMORIO社は、各種交通機関や商業施設などの各種遺失物センターへの専用アンテナ設置を進めることで、追跡タグの利便性向上を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通