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2016年11月15日

【物 流】日本―ミャンマー物流政府対話及びワークショップの開催


国土交通省(以下、国交省)は平成28(2016)年10月27日にミャンマー・ヤンゴンにおいて我が国の物流システムの国際展開の促進に向けて「日ミャンマー物流政策対話及びワークショップ」を開催した。

この対話を通じ、越境輸送の円滑化や保税等の制度整備に係る取組みの重要性の認識と共有が行われた。会議の概要は以下となっている。

@両国の物流施策の現状及び課題
・ミャンマー側:道路・鉄道・港湾・空港の各インフラの現在の整備状況と今後の計画、物流マスタープランの策定計画の説明
・日本側:グリーンで効率的な物流の促進に関する施策の紹介、ミャンマーにおけるこれまでに実施した物流パイロット事業結果の報告とそこから摘出されたハード・ソフト両面の課題提起
(1)タイとの越境陸上輸送の円滑化
・ミャンマー・タイ間には越境相互通行協定が発効しておらず、国境付近の屋外での貨物の積替えが常態化している。結果、リードタイムの長期化やコスト増、貨物の品質悪化に繋がっている。これを解消するため、トラック・トラックヘッド・シャーシ・コンテナ等の相互通行の拡大の取組みと国境での貨物積替え作業用倉庫やクレーン整備を提起
(2)保税地域・保税運送区間の拡大

A物流効率化とパレチゼーション
・日本・ミャンマー双方の物流関連代替の活動概要

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投稿者:gotsuat 09:40| 国際物流