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2016年11月08日

【環 境】Fujisawa サスティナブル・スマートタウンに「Next Delivery SQUARE」を開業

Fujisawa SST協議会とヤマト運輸は、神奈川県藤沢市のFujisawa サスティナブル・スマートタウンに、街全体の総合的な物流インフラとなるNext Delivery SQUAREを平成28(2016)年11月1日に開業した。

この事業は、各宅配会社の荷物をまとめて届ける一括配送を、全国で初めて戸建て住宅街で実施するもので、同年10月25日に国土交通省より全国初の改正物流総合効率化法の対象として認定された。また、平成29(2017)年3月からはICTを活用したエコでスマートな荷物の受け取りを実現する(物流のオンデマンド化)。

さらに同所にて、太陽光発電やLED照明の導入、建築資材の低炭素化など、従来の同社の集配拠点と比べて約30%のCO2削減を実現する。また、各宅配事業者の荷物を集約し、物流効率化を図るとともに台車や電動アシスト付き自転車で集配を行い、安全性の向上も実現し、周辺地域でも電気自動車で荷物の集配を行い、地域全体の環境負荷の低減に取り組む。

今後も、荷物を持ったセールスドライバーが今どこにいておおよそあと何分で配達に来るのかを確認できるシステムの構築や、深夜でも無人で荷物の発送を受け付けることができる実機の導入など、街の住人ひとりひとりのくらし起点で新たなアイデアを創出し、発展を続ける持続可能なスマートタウンに相応しい物流インフラの構築を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流効率化による環境負荷低減【取り組み内容別】