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2016年10月26日

【物 流】全ト協 危険物荷卸し時の相互立会い推進全国一斉キャンペーンを実施


全日本トラック協会タンクトラック・高圧ガス部会では、危険物の荷卸し時における事故防止のため、「危険物荷卸し時相互立会い推進全国一斉キャンペーン」を実施する。

危険物の荷卸しにあたっては、混油や誤注入、オーバーフローといった事故を未然に防ぐため、荷卸しをする側・荷卸しを受ける側の双方の危険物取扱者が相互立会の元、危険物の油種・量・注入口・タンクの残量等をしっかりと確認し、静電気による災害等を防止する措置を取った上で行う必要がある。こうした措置は事故を未然に防ぐための義務として、消防法第13条第3項をはじめ政令・消防庁からの通達等において、確実に実施するよう明記されている。

しかし、依然として全国各地の危険物取扱所等で危険物の荷卸し時における事故が後を絶たない状況であり、こうした事故の原因の一つは、荷卸しの際に双方の危険物取扱者が立会い、必要な確認を行わなかったことであると考えられている。 

また、こうした混油、誤注入やオーバーフロー等の事故は、ひとたび発生すると直接・間接的に大災害へとつながる恐れがあることから、事故防止対策を徹底することが業界関係者に課せられた社会的使命となっている。

こうした観点から同キャンペーンは広く関係先に対して、危険物荷卸し時の相互立会いの必要性や重要性を周知し、危険物取扱所等における確実な相互立会い実施の推進を目的としている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者