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2016年10月21日

【物 流】JR貨物 リノベーションコンテナの完成


JR貨物は「環境保全」をテーマとして鉄道コンテナの機能や価値を高めて新しい物流システムの構築に寄与するため、食品の鮮度を維持する新しいタイプのリノベーションコンテナ「氷感SO庫」及び「SORAコン」を完成させた。「氷感SO庫」及び「SORAコン」は、コンテナ一つで保管と輸送を両立することが可能であり、またそれぞれの特徴について紹介された。

<氷感SO庫>
冷蔵したコンテナ内に高電圧・低電流で静電場を形成することで、凍結点でも凍らせずに食品等の鮮度を保ちながら長期保存ができるコンテナ。
【特徴】
@凍結させずに長時間の鮮度維持が可能になり、食品の輸送範囲が拡大する。
A保管・輸送中に食品の熟成・冷凍品の解凍が可能になる。
B鮮度維持が可能となるので、生産者のロスを大幅に削減し、収穫・出荷・消費のリードタイムが延び、生産性の向上につながる。
C保管と輸送を一貫して行える。

<SORAコン>
特殊塗料を施し、コンテナの屋根に太陽光発電装置を設置しており、コンテ内の換気扇を作動させることで庫内の24時間換気が可能となる。
【特徴】
@24時間稼働の換気扇で庫内へ常に新鮮な空気が供給され、熱やエチレンガス等を排出する。
A庫内の空気が循環することで、常温のまま積載物の品質を維持できる。
B特殊塗料により、庫内の急激な温度変化を防止できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者