<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年10月21日

【流 通】慶大と野村ホールディング ファイナンシャル・ジェロントロジーに関する共同研究


慶應義塾大学と野村ホールディングスは、高齢者の資産に関わる課題を幅広く理解し、その解決への道筋を探るために、共同で「長寿・加齢が経済及び金融行動に与える影響(ファイナンシャル・ジェロントロジー)に関する研究」プロジェクトを立ち上げた。

急激な少子高齢化・長寿化が進むなか、これからの日本にとっては、豊かな老後のために個人の金融資産を形成し、管理していくことが非常に重要な課題と考えられている。またそのためには、高齢化・加齢に伴う身体能力や認知能力の変化を理解し、資産管理に生かしていくことも必要になってきた。

慶應義塾大学では、この問題に関して広く研究・提言を行っていくための基盤として、2016年6月、「経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター」(以下「研究センター」)を設立した。今回の産学連携プロジェクトも、理論研究のみならず、実務を通じてその成果を広く社会に還元する。野村ホールディングスは、研究センターと共に、少子高齢化、長寿化という環境の中で、個人金融資産をいかに管理・運用していくか、また金融機関としてどのように提案すべきかについて、調査・研究を進める。その成果を、高齢者を担当する社員の教育にも生かし、これまで以上に、高齢者へのサービスの充実・向上を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通