2016年10月25日
【アジア】SGホールディングスと日立物流 東南アジアでのクロスボーダートラック混載輸送サービス開始
SGホールディングスと日立物流は、両社の海外事業会社、佐川急便ベトナムと日立物流バンテック（タイ）の共同配送により、２０１６年１０月２０日より、タイ〜ベトナム間のクロスボーダートラック混載輸送サービスを開始する。これまで、佐川急便ベトナムはベトナム国内全域、日立物流バンテック（タイ）は、タイ国内全域の輸送ネットワークを強みに、それぞれ東南アジアネットワークを強化してきたが、隣国間の輸送においては、越境後の輸送を他社に委託せざるを得ず、車両の安定的な確保が課題となっていた。
今回、タイ・ラオスの国境に両社の貨物積み替え拠点を設け、日立物流バンテック（タイ）がタイ国内輸送を、佐川急便ベトナムがベトナム国内及びベトナム・ラオス間輸送を担う新たな共同配送ルートを確立した。タイ・ラオス国境でコンテナごとそれぞれの車両へ積み替え、新たな貨物を載せた車両が各社の拠点まで輸送する。
この連携により、海上輸送では集荷〜指定場所への配送まで８営業日かかるところ、クロスボーダートラック混載輸送により４営業日での配達が可能となる。また、安定した車両確保に加え、積み替え地（越境地点）での荷扱い工程を省くことができ、定期運行の実現と安全・高品質な輸送サービスの提供を可能とした。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| アジア
